本のリメイク

文庫・新書のリメイクを承ります

BREWBOOKSではお客様の文庫・新書のリメイクを承ります。リメイクを希望する本と共に、本の内容と色のイメージを教えてください。ハードカバーの本に仕立て直します。リメイクは製本家のSS-BOOKBINDINGが手掛けます。

目次

ご依頼からリメイク本お渡しまでの流れ

  1. 店頭にリメイク希望の本をお持ち込みください。
  2. 申し込み用紙へのご記入と料金のお支払いをお願いします。
  3. お客様からお預かりした本と情報を製本担当にお送りし、リメイクの作業に入ります。
  4. リメイクが完了したらご連絡差し上げます。店頭にてお受け取りください。 

注意事項

  1. 一度のお申込みにつき一冊とさせて頂きます。
  2. リメイク可能な本は文庫または新書です。その他の本はお受けできかねます。
  3. 製作期間は2週間〜3週間程度です。また、必ずしもご案内した期間までにお渡しできるとは限りませんので、プレゼント用の場合は予め余裕を持ってご利用ください。
  4. 一度リメイクした本を元の状態に戻すことはできません。そのため希少本や思い入れのある本などの場合は、サンプル本をご覧頂いてからご判断頂ますようお願いします。
  5. 現在試運転中のため、料金やサービス内容が今後変更になる場合があります。

 

料金プラン

おまかせ 製本家に本の内容と色のイメージを伝えてリメイクします。 ¥3,400(外税)
えらべる お好きな表紙・見返し・栞・花布を選んでリメイクします。 準備中

 

リメイク担当プロフィール

SS-BOOKBINDING(エスエス ブックバインディング)
パンク製本家。ライヴ製本をやっています。「製本」という観点から人と本の繋がりを考えています。製本教室をやりつつ、zine, artbook製作, bookdesignをやっています。
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Sample1

『海辺のカフカ(上)』村上春樹

『海辺のカフカ』のリメイクでは以下のようなオーダーを頂きました。
あらすじ「少年が父親の呪いから逃れるため家出をし、東京から四国へ行きます。そこで様々な試練をくぐり抜ける成長物語です」
色イメージ「タイトルにもある海のイメージが良いです。晴天ではないかな。夕暮れでもないです」

表紙は晴天ではなく曇天のイメージで青染めの和紙を採用。青と白。重くのしかかるような雲を表しました。

見返しは少年という単語から繊細で真っ白というイメージで白の和紙を採用しました。

花布は四国の自然を思い緑色に。栞は、ページをめくる度に少年が青年に変わっていくイメージで青色としました。

Sample2

『街の底で』吉行淳之介

吉行淳之介の『街の底で』は、深海のような「底」に堕ちていくイメージで、闇に煌めく光のような紙を使いました。

見返しは「街の底で」淀んでごみの浮いた河をイメージし、粗く漉されていない和紙を使いました。

このように、お客さまからお聞きした本の内容と色のイメージをもとに本をリメイク致します。頂いた言葉を受け止め、お応えする気持ちで制作させて頂きます。リメイク本のお渡しの際には、担当者のささやかなメッセージ(解説)を同封してお渡し致します。

ご自身の本はもちろん、お友達やご両親、親族へのプレゼントとしてご利用頂いてもよいかと思います。